神奈川県横浜市旭区にテナントビルの改修工事〈長尺シートの施工〉
お客様のお困りごと・ご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
横浜市旭区にて行ったテナントビルの改修工事のご紹介です。
3F建てのテナントビルのオーナー様より、経年劣化のメンテナンスにてご依頼いただきました。
マンションやアパートなどの共用部は歩行量が多く、外廊下は紫外線や雨風にさらされるため経年と共に劣化してしまいます。
メンテナンスを怠ると雨漏りの発生や、階段部のステップが劣化で滑りやすくなるため、転倒や転落の恐れもあります。
今回は端部の線防水と長尺シートの貼り付けにて修繕を行います。
長尺シート工事のメリットは工事完了後にすぐ使うことができるということです。居住者の方がすぐに歩くことができるので工事期間中のお待たせする期間が短いといったメリットがあります。
施工前の様子
こちらは施工前の様子です。
全体的に経年による劣化が見受けられます。
特に外階段と外廊下は外気に触れるため、紫外線、雨風の影響から他の箇所よりも劣化が進行しております。
下地調整・線防水
まずはシートを貼り付ける箇所の「下地調整」「線防水」を行います。
外壁塗装や防水工事と同じく、下地の調整はすべての工事において重要な行程です。
側溝や巾木部分は線防水を行っていきます。
接着剤の塗布
下地調整が終わりましたら、長尺シートの貼り付け作業に入ります。
専用の接着剤を塗布し、シートを張ります。
階段箇所の「段鼻」と呼ばれる段の先端部分には滑り止めのシートを貼り付けます。
これにより転倒防止に役立ちます。
専用の接着剤を塗布し、長尺シートを貼り付けていきます。
使用しているシートはタキロンシーアイの「タキストロン」です。
シートには方向性がありますので同一方向になるように貼り付けます。
長尺シートの接着性をより強固にするために、専用ローラーを用いてシートを伸ばすように仕上げていきます。
シートの柄を合わせることはもちろんのこと、ボルトやナットなどの留め具部分はシートを切り抜き綺麗に収まるように施します。
内装と比べて外の床工事は細かい施工は蔑ろにされるケースもございますが、弊社は少しでも長持ちし、そして美しい仕上がりのためにすべての施工にこだわりぬき、けして工事には妥協をしない事を大切にしております。
1階のステップ階段部は横幅が広く、既定のシートでは幅が足りないため1枚で収めることができません。シートを繋ぎ合わせて施工することもできますが、当然繋ぎ目が出来てしまいます。
そのため納期は長くなりますが、今回は階段の横幅に合わせた特注サイズをご準備させて頂きました。
ほんの些細なことですが、繋ぎ目が出来ないため見栄えも良く、収まりも良く、そして繋ぎ目からの劣化も防ぐことが出来ます。
最後に防水目的の為のシーリング工事をしていきます。養生をした上から端末シールを打ち込んでいきます。
外廊下などは直接雨水が入り込む可能性もありますので、小さな隙間から雨水などが入ってしまいます。しっかりとシーリングを行わなければ、せっかく施工しても数年とたたずに劣化が目立つようになってしまいます。
シートの端部など隈なくシールを打ち込みます。
完工
これにて完工です!
担当者のコメント
この度は「山嵜建装」にご依頼いただき誠にありがとうございます。
端部まで綺麗に収まり、意匠性も向上致しました!
オーナー様からも細かなところまで非常に綺麗に施工されていると、大変お喜びの声を頂きました。
長尺シートは見た目が綺麗になることはもちろんですが、劣化を抑えてアパートやマンションの資産価値を上げることにも繋がります。
階段が劣化した状態では、転倒、転落の危険性も考えられますので、そういったトラブルを防ぐことにもなります。
山嵜建装は府中市を拠点に、長尺シートの施工はもちろんのこと、 塗装・防水工事を中心に幅広い施工実績を重ねています。
雨漏り修理や防水工事、塗装工事などはその出来がお客様の大切なお住まいを守る重要な工事です。
職人直営店ですので高品質・適正価格を実現し、無駄な経費を掛けずに手間暇をかけ高品質な施工をお届けします。
府中市にて改修工事・雨漏り修理などお困りの際は、是非、「山嵜建装」にご相談下さい!
現場住所 | 横浜市旭区 |
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施工内容 | 改修工事<線防水・長尺シートの貼り付け> |
施工箇所 | テナントビル |
施工期間 | 2週間 |