東京都足立区にて雨漏り修理〈長尺シート・塗装工事〉
ご依頼のきっかけ・ご提案内容
東京都足立区にて行った雨漏り修理のご紹介です。
以前に屋上防水を施工させて頂いたお客様より、集合住宅の外廊下の天井が雨漏りしているとお問い合わせがございました。
現地調査をさせて頂いたところ、廊下の天井塗装が大きく剥がれてきており、床にも散乱している状態です。
調査の結果、実際には雨漏りがしている訳ではなく、雨風が染み込んだことによる劣化と判明致しました。
床面にも劣化が見受けられましたので、今回は天井塗装の塗り直しと床面には長尺シートのご提案をさせて頂きました。
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。
共用箇所の廊下は外廊下と呼ばれる、外と直接繋がった構造の廊下になっています。
外気に触れるため、直接雨風の影響を受けやすく、今回の劣化も強風時に雨水が染み込んでしまったのが原因です。
天井の塗装も外側から著しく剥がれが発生しており、床にまで剥がれた塗料が散らばっておりました。
今回、床には長尺シートを貼り付けていきます。
長尺シートとは、床材として幅広く使用されているクッションフロアと同じく塩ビシートのシート材になります。
耐久性に優れているため、店舗や公共施設などの人が土足で歩く場所に多く使用されており、マンションの廊下や階段・ベランダや屋上で見たことがある方も多いかと思われます。
防水性は勿論のこと、表面に凸凹があるので防滑性能に優れている上にクッション性も兼ね備えています。
「塗り床」と呼ばれる床用の塗料で施工を行う方法もございますが、こちらは匂いが強いため集合週宅や共用部ではトラブルの原因にもなりかねます。塗装ですので塗った箇所は歩行ができないといったデメリットもございます。
まずは雨水の侵入を防ぐために、手すり根本の防水や、排水廻り、目地や建具廻りなどの線防水を行います。
長尺シート貼り
長尺シートを貼り付けていきます。
今回使用するシートはタキロンシーアイの「タキストロン」です。
先ほどもご説明させて頂いた通り、塗装では塗料が乾くまでの2〜3日の歩行が難しくなりますが、長尺シートなら15分程で通行できるようになります。
シートを貼り、専用シール材で(タキシール)で端部、シートの切り口をシールしていきます。
写真では1フロアだけですが、3フロアとも同じ様に施工させて頂きました。
天井塗装
塗装の剥がれが酷かった天井部分は大日本塗料の「水性ビルデック」にて塗り直しました。
完工
長尺シートも綺麗に収まり、天井も美観性を取り戻しこれにて完工です。
この度は山嵜建装にご依頼頂き誠に有難うございます!
弊社は、居住者の方の負担をできるだけ抑えるように施工を行っています。
長尺シートの貼り替えは見た目を綺麗にできるだけではなく、建物内部の劣化も防ぐことができる施工です。
築年数の長いマンション・アパートのオーナー様は特に注意して頂きたいと思います。
山嵜建装は東京都府中市を拠点とした雨漏り修理や防水工事、各種塗装工事を専門とした地域密着型の職人直営店です。
防水工事に関するお悩みはぜひ一度ご相談下さい。
現場住所 | 東京都足立区 |
---|---|
施工内容 | 雨漏り修理・長尺シート工事・塗装工事 |
施工箇所 | 外廊下(床面・天井) |
施工期間 | 1週間 |